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MAKOA ブログ

マウナケアの天文台について

ハワイアンにとって、もっとも神聖な場所のひとつ、マウナケアの山頂付近には、現在、世界11カ国、13の天文台が建てられています。

日本のスバル天文台は、そのひとつです。

そして、今、地上18階建て、地下2階に相当する巨大天文台TMT(Thirty Meters Telescope) が建てられようとしています。

 

マウナケアはハワイ島の最も丈量な帯水層であり、人々に飲み水を提供し、さらにその真水は、川に流れ込み、豊かな命を育む海へ繋がっています。
裁判所の命令によって行われた環境研究では、マウナケア山での30年間の天文学活動による影響は、「甚大であり、かなりの悪影響がある」と結論づけています。

 

保護地区に甚大な悪影響のある活動は州法で禁じられています。すでに既存の望遠鏡からの7回にもわたる水銀漏れを含む、様々な環境への影響が報告されています。

マウナケアはハワイアンにとってとても神聖な場所で神々の土地で、儀式や式典が執り行われたりします。

日本の富士山山頂や伊勢神宮に他の国の巨大天文台が建てられたら、皆さん、どう思われますか?

富士山は、世界遺産として守られています。

海底から測ると世界一高いマウナケア山も私たちの手で守っていきたいとおもいます。

ちなみに、このTMT天文台は、アメリカ、日本、カナダ、インド、中国の五カ国によって建てられますが、1.8兆円の建設費の約4分の1(約400億円)が日本の国家予算から出ることになっています。

みなさんの尊い税金が他の人々の文化や自然を破壊されることは悲しいことです。

現在も3件のTMT建設の違法性を問う裁判が未解決となっており、ハワイアンのみならず多くの人の反対にも関わらず、TMT側は建設を強行しようとしています。

私たちは、PROTESTER(反対する者)ではなく、 PROTECTOR(山を守る者)として、

TMT天文台建設地の見直しをお願いする署名活動も行っています。ここをクリック御願いします→TMT建設反対署名

また、FACEBOOK ”マウナケアのために” のページで現地のいろいろな情報をお伝えしています。ここをクリック→「マウナケアの為に」