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MAKOA ブログ

アラスカからハワイへ

アラスカに行って、鮮烈に感じたことは、ハワイの文化は非常にPracticalだということ。Practicalとはどういうことかと言いますと、「実用的かつ、実際にそのものが使われている。」という状態なのです。まさに、ハワイの文化はイマここに生きていて、そして発展もして行っている。決して、過去の産物ではないんです。具体例を日本の文化で出してみます。普通、日本文化というと色々な文化の象徴を皆さん思い浮かべますよね?日本食、神社、相撲、歌舞伎、日本舞踊などなど。確かに、皆さんの頭に浮かんでいるものは日本文化といえます。だけれども、皆さん、自分の作る日本食が日本文化の代表だと胸をはっていえますか? 醤油、豆腐、味噌を自分でつくっていますか? 寿司を作りますか? 押し寿司、柿の葉寿司つくりますか? 沢庵つくりますか? 普段、祝詞あげますか(あげている人もいますが)? 神棚ちゃんと家にありますか? 日本の神話ちゃんと説明できますか? 普段行く神社の成り立ち知っていますか? なぜそこに神社があるかわかりますか? 相撲を普段とりますか? 歌舞伎をしますか? 日本舞踊しますか? 日本文化と呼べるものを僕たち日本人はごく一部の人たちしか、または誰かに任せてしまっている状態があるのです。何か一つでも自分が普段行っている行為などで、これは自分の中で日本の文化の代表だと思えるものはありますか? なかなか、探すのが難しいと思います。では日本文化が普段の生活に生きているかと言われると、生きているのか死んでいるのか、そこにあるのかないのかも微妙な話になると思うんです。culture がpuracticalか否かというのは、文化が生かされているか、生かされていないかということです。そういった意味では、日本の文化は今Practicalではないとも言えます。続く〜