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MAKOA ブログ

僕にとっての”Ho’oponopono”ホオポノポノ

Ho’oponoponoについて少し、語りたいというか、私の感じるままに書きたいと思います。

そもそも、Ho’oponoponoがなんぞやということについて私があれやこれやというのはおこがましいのですが、皆さん少しばかりおつきあいください。

まずHo’oponoponoはポリネシアン系の人々が古代から続けて来た、ある種の医療であると思ってください。医療といっても現代の西洋医療ではなく、東洋医療と西洋医療が混ざり合ったものと思っていただければ分かりやすいと思います。現代風にいうなればヒーリングという言葉が一番良いかもしません。

とここで、最近の方々はHo’oponoponoはスピリチュアルヒーリングやチャネリングといったたぐいなのではないかと思われるかもしれません。確かに、Ho’oponoponoはスピリチュアルヒーリングでもありますし、チャネリングでもあります。けれども、Ho’oponoponoの第一の目的は、患者さんが元気になることであり、またかつ彼らが「在る」がままである状態をとりもどすことでもあります。

よって、その人が健康になることも視野に入れていなければならないのです。そういう総合的意味合い、精神的にも肉体的にも「在る」がままの状態になる、元気になるというのがHo’oponoponoの趣意であります。その点において。「ヒーリング」としたほうが納得がいっていただけるとおもいます。

さて、患者さん達が元気になり、「在る」がままにある状態とはいったいどんな状態でしょうか。これを、日本の文化的に解釈しますと、無の状態ということになります。

この点において、私が感じるHo’oponoponoとはNothing, but it is everything. つまりは無であると同時に全ての状態にいたることなのです。勿論、これは非常にHo’opnoponoをつきつめて、表現ですが、それを患者さんである人に気がつかせて行く。そんなプロセスが、Ho’oponoponoの中にあります。

Ho’oponoponoという単語は複数の単語からなっています。すなわちHo’o-pono-ponoとなるのです。ではHo’oとはどんな意味なのかと言いますと、辞書的に言えば、前置詞に近い物でHo’oの後は治すやアレンジといった意味がくるというサインなのです。

けれども、ハワイアンの人々は書き言葉を元々持っていなかったということを考慮いたしますと、Ho’oとは「ホーーー」という音が重要になってきます。

この音はまさに、人、否生きとし生けるものがはく、深い呼吸の音です。これを,Ponoするつまり調整、調合して行くという訳です。

そして、なぜ, Ponoが二回言われるかと言いますと、精神的(スピリット的)にそして肉体的に調整、調合という意味なのです。

この点において、Ho’oponoponoの中で精神的、肉体的に統合して行くことは、まず呼吸を整えることになるわけです。呼吸は生とし生けるもの全ての基本であります。日本的に申しますと「生る」ことはまことに「息る」事であります。

ではどのように呼吸を整えましょうかということになりますが、一番効果的なのが、自然と一体になるすなわち自然に帰る事である。自分自身が本当の意味で「自然」に戻ってそして、自然にとけ込んで行く事になるのです。

そういった意味でこれは、まさに仏教的に言いますと悟りですが、簡単にいってしまえば無です。そして、スピリチュアル的に言いますとおそらく6次から7次への移行の合間の瞬間であると思います。

自分自身が「自然」に戻ることそれには、何が必要かといいますと、よく最近耳にします、ヒューエット氏の言葉でありますが自分自身に「ありがとう」、「愛している」、「ごめんなさい」といえる状態にしなさいということになります。

ちなみにここで言います、自分自身とは私たちを取り囲むすべてを指します、すなわち自然であり宇宙であります。もっと詳しく言えば、草木や花、鳥や虫、祖先のかたがた、大いなるものになるわけです。なぜならば私たち人は自然いや宇宙の一部、いやそのものであるからです。

ではここでもう一度考えてみてください。「自分自身」に本当にこころから「ありがとう」、「愛している」、「ごめんなさい」といえる状態はどんな状態でしょうか?

それは、自分がここに「在る」状態であり、「息る」状態であり、本当に「自然」な状態であり、「無」の状態であるのです。そして、それは無でありますけど、「全て」なのです。