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MAKOA ブログ

ハワイ語を学ぼう!!!

新しい言葉を知るということは、一つまた新しい世界を知ることでもある。
最近、日本で人気を博した、三浦しおんさんの「船 を編む」という小説。
この本の中でも言葉を知ることの、楽しさや、大切さが主人公の辞書作りという過程で描かれている。

どんな言葉でも、その地域や国での独特な使われ方があったり、意味がある。
そしてそれらの使われ方や意味は、異なる地域や国の歴史や文化を背景に出来上がったものだ。

だから、ハワイ語を学ぶこともまた、ハワイの歴史や文化をよりいっそう深く知ることでもある。それが、ハワイ語を学ぶ魅力でもあるのだ。

例えば、ハワイアンの人々は古代より、ちゃんと幾種類ものサメを見分けるため、別々に名前を付けている。Manō hiʻu kā は尾長鮫、Manō kihi kihi はハンマーヘッドシャーク, Manō niuhi はタイガーシャーク、Manō pā ʻele はブラックティップリーフシャーク、Manō pahāha はオオメジロザメ、lālākea はホワイトチップシャーク、Mano aliʻi はホオジロザメ、Manō ʻulaはあかざめ(赤さめという種類は生物界に存在しないが、おそらくは神聖なサメのことをそう呼んだ可能性がある。またはハワイ島のサメ)。というように本当に、事細かにサメの区別をする。

これはハワイアンが古代より、サメを’Amakua (守護スピリット)やAkua (神様)としてあがめているからである。有名なところではペレのお兄さんKamohoaliʻiがサメの神様でもある。

また、ハワイではManō wai という言葉がある。これは、宇宙のサイクルの根源または水の源をさす。おそらく、サメという強力なエネルギーというものが宇宙のサイクルの根源や水の源を表すものとしたのかもしれない。または、日本語的解釈を入れれば、サメ=鱶=龍とも言える。宇宙サイクルの根源や水の源=龍神というのは日本人にとってもっと理解しやすいかもしれない。

とこのように、ハワイという文化の上ではサメがいろいろな意味をもち、そこから特殊な使われ方をする訳である。

こうやって、ハワイ語をまなんでいくと、次々と新しい発見もあり、言葉の裏に隠された意味で歴史や文化のロマンを感じられる。

最後に、ハワイ語の中で僕が好きな言葉を一つ紹介したい。
それはMaopopoという言葉。日本語では「理解する」という意味だ。
成り立ちはおそらく、Mao-Popo。

Maoはハワイ語で「雨できれいになる」という意味がある。
そしてPoは「深い闇」を表すから,
popoはおそらく、「とても深い闇。」

そう、「理解する」ということは「雨ですべてがきれいに流されるよう、マインドも心もすべての雑念がきれいに流され、すべての深い闇にとけ込み交わるように、物事や思いが自分の中にとけ込み交わる」ということに他ならないのである。

どうでしょう、みなさんもハワイ語に興味が持てましたか?
ハワイ語に興味をもったらいつでもHawaii-Makoaの昌平にご相談ください。
hawaiimakoa@gmail.com

ではでは。