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MAKOA ブログ

ハワイアンがへその緒を返すところ・マウナケア山ワイアウ湖

みなさんの、「へその緒」ってどこにありますか?
実家? 屋根裏? 軒下? 仏壇? 神棚? 箪笥? 捨てた?

ハワイでは「へその緒」はどこにあずけるというか「返す」かというと、
Aina、そう大地に返します。

特にハワイ島それもハマクア地区(ワイピオからワイルクまで)の人たちは、マウナケアの湖 Waiau湖に返します。

昔は、もっと水量がありましたが今はもうこれしかありません。
去年などは、ちゃぶ台ほどの大きさになってしまったんです。

ところで、なぜWaiauにへその緒を返すのかですが、それは、「大地とつながるため」なんです。

お母さんの子宮という小さな、けれど温かいAinaから広大で、美しく、時に恐ろしい、母なる大自然Ainaにバトンタッチする訳です。

ちなみに、Waiau湖は、標高13020フィート(3969メートル)太平洋の中で一番高いところに位置する湖で、(世界で一番標高の高い凍らない湖)そこは一番天に近い、神聖な水をたたえる場所です。つまり、太平洋で一番高いところに位置する、神聖な神の「子宮」なわけです。

そこにヘソの緒を返すことにより、今度はこの大地からエネルギーをもらい、そしてこの自然のサイクルの中にとけ込むことを願うのです。
なので、このWaiau湖には何千、何万というへその緒が埋められています。もしかしたら、カメハメハ大王のもあったりして?!

まだへその緒を持っている方、またはこれからお子さんを産む方。母なる大地とつながなるのもいいものです。今から自分の大切な自然がいっぱいの場所に埋めにいってもいいかもしれません。