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MAKOA ブログ

“OHANA”  家族でハワイへ!!!

家族でハワイ島に来てみたい。そう思ってくる人はたくさんいる。けれど、ハワイ島で家族と何を共有して、どんなことが感じたいかを強く思ってくる人は少ない。

ハワイ語で家族は、’Ohanaという。ちなみにハワイアンによるハワイアンのためのカメハメハスクールのプログラムで”E Ola Ka ‘Ohana”というフレーズがある。この、フレーズの下にはハワイ語を学び、生きた言語にするために家族の会話のハワイ語を勉強するというものだという説明がある。一番、身近な家族の会話からハワイ語を学ぶことによって、ハワイ語が生きてくるということだ。

家族とは一番身近な存在であるけれど、時として遠い存在になってしまう。それは、家族という存在が身近であるがゆえ、深い思いであったり、するどい感性というものが時にないがしろになってしまうということでもある。「お母さんはこういう人だから」「うちの子供はこういう子だから」「うちの夫はこうだから」「うちの姉さんはそうだから」そう決めつけてしまうとそこから何も生まれない。そして、そんな関係になってしまうと ”E Ola Ka ‘Ohana”ではなくなってしまう。”E Ola”とは”命よ宿れ”という言う意味がある。”E Ola Ka ‘Ohana”とは’生きる(魂が宿る、愛にあふれる、喜び、幸せ、悲しみすべてがある)家族という意味だ。

いったん家族がお互いの感性というものに鈍感になってしまうと、その家族は”生き生き”とすることが難しくなる。ハワイ島に旅行に来る家族のほとんどが、実はその家族を再び”生き生き”させたいと思って来ている。けれど、”生き生き”させたいと思っているとは、深いところで気がついていないので、多くの家族が普段の生活の延長で ”観光” してしまう。芝生に囲まれ、作られたリゾートに泊まり、ゴルフをしたり、朝から晩までせわしなくツアーを入れる。

決して悪くはない過ごし方だと思う。けれど、本当に”生き生き”とさせたいと思っているなら、ぜひハワイ島の大自然 森の中、そして海の中に一歩足を踏み入れてほしい。なぜなら、そこでは本当にキラキラ輝く”生き生き”とした”家族”(生きとし生けるものすべて)がいる。その”生き生き”とした家族たちとお話をする時間を設けてほしい。ネネさんの家族。オヒア・レフアの家族。ハワイ島の最高峰マウナケアは、天の神ワーケアと大地の神パパのあいだに産まれた子供である。壮大な家族がハワイ島をかたちづくっているのである。

ハワイのミュージシャンにDavid Kahiliaulani Kuhia Ka’ioと言う人がいる。彼のウクレレと歌はとても優しく、そして生き生きしている。そんな彼の最初のアルバムのタイトルが”Aloha Na ‘Ohana A’o Hawai’i”である。ハワイそのものが家族であり、ここにあるすべてが宇宙のサイクルで一つなのである。”Aloha Na ‘Ohana’ (家族への愛)はしいては’Aloha Na ‘Ohana A’o Hawaii” ハワイへの愛でもある。逆もまたしかり、ハワイの自然へとけ込むことは家族への愛へとけ込むことでもある。
人は時として、目の前の同じ形をして、親密な人だけを家族と呼ぶ。けれど、血をわけた親兄弟はなにも人だけでない。同じ水を飲み、そしてその血肉を分け合う、家族はまさにこの大地であり自然そのものである。そして、彼らは常に私たちに会話しようと試みている。だから、ハワイ島にきたら自然の中でゆっくり、静かに耳を傾けてほしい。そうすればきっと嬉々とした家族の会話が聞こえるはずだ。

そして、そんな家族のお手伝いをするのが”Makoa”でありたいとおもうのです。