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MAKOA ブログ

知られざるキラウエア火山〜ヒイアカ編〜

キラウエア火山というとみなさんほとんどの人の頭の中は、「爆発」とか「噴火」とか「溶岩」という地質学的な言葉で埋め尽くされると思います。イメージで言うとこんな写真の感じだったりしますよね。

 

多くの人は、ほぼ、ほぼこんな感じを実際に見てみたいからキラウエア火山を訪れたいと思うのだと思います。けれども、キラウエアは単に地質的に珍しいだけでなく、ハワイの数々の神話が生まれた場所でもあります。ハワイの神話や文化を感じたいと思って訪れるそんな旅行の仕方があってもいいじゃないかと思い、今日のブログを書いています。

ちなみに、マコアのツアーではハワイの自然を通して、文化や歴史を感じてもらえるような、旅行の仕方をみなさんに提供しています。

話を元に戻しまして、ハワイにおいて地質学=神話です。神話とはハワイ語でMoʻoleloと言いますが。Moʻoleloは、地質学、教訓、歴史、文化、医学、文学、生物学、天文学、海洋学etc などなどをその物語の中で語ります。まさに、総合科学がMoʻoleloなのです。

そして、今日はキラウエアを理解するのに重要な、ペレの妹Hiʻiaka(ヒイアカ)についてすこしみなさんにご紹介します。

ペレの最も忠実で最も美しい妹と言われるのがHiʻiaka 本名Hiʻiakaikapoliopele といいます。本名を訳すと、Hiʻi=抱くaka=影、反射(とくに月でできる)i ka は文法ですので特にイメージはないですがあえて言うなら、内なる。poli=胸、o=
of=の pele=ペレ(溶岩)それを意訳しますと「ペレの胸に抱かれし影」とっても詩的な名前です。ちなみに、Hiʻiakaは卵から生まれた女の子です。ペレの母親HaumeaがペレがKahiki(Tahitiとも言われる)から旅立つ時、ペレに託し、大切に育てなさいと渡し、ペレがハワイ諸島に着いた時に産まれたと言われています。ペレは旅の途中も、しっかりとその熱い胸に抱き、慈しみをそそいいで、Hiʻiakaは産まれました。Hiʻiakaが何故卵で産まれなければならなかったのか?何故、「ペレの影」という名前なのか?気になりますよね。はい、このお話は続きます。お楽しみに。