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MAKOA ブログ

ハワイの良いところ〜アラスカ旅情より〜

前回のお話より、文化がPracticalつまり生きているか、それともUnpracticalで死んでしまっている状態なのかの続きなのです。視点をハワイにうつしてみます。僕はハワイに住んでいて、ハワイの中でフラを習ったり、お祈りをまなんでいます。そして、普段の生活でそれがとても生かされているという実感があるのです。

実際、畑をやるときにも、お祈りをします、そして何かのセレモニーやパーティーなのでもフラを踊ったりします。また、何かを始めるとき、どこかに行くとき、お祈りをします。そして、その時のお祈りがしっかりと、自然との調和というか自分を結びつけてくれる、そんな実感も数多く体験できるんです。フラの道具をみんなで作ります、お祈りを歌いながら作ります。タロイモをすり潰して、ポイを作ります、そんな時でも、その行為自体が「食べ物を作る」だけでない神聖さも感じます。タロイモを潰しながら、必ず自分たちの祖先のことや、そしてハワイの神話から祈りを感じます。もちろん、作る前にもお祈りをするのですが。

何をするのにも、ハワイは必ずそこに、何かしらのハワイアンカルチャーと呼べるものが先にあって、そしてそこに生活があります。食事の順番から、食べ物の内容、家の中の習慣などなど、色々なものに意味があり、そしてすべてのものを大切にしようというスピリットがそこにあるんです。それがハワイアンカルチャーだと呼べ、そしてそれが現代でも生きて私たちの生活と共にあるのです。

ハワイでは「文化」の匂い生活の中に濃厚にあり、そしてそれが普段の生活の中に生かされている。そして、それがとても重要なんだ、そして自分がこの文化を活かして、発展させている。そして、その「文化」と共に、生かさせてもらっているこの感覚がまさに「生きる」感覚に結びついているんだと思った今日この頃でした。もちろん、ハワイだけでなく、それがどの場所にいっても自分の思いを伝える手段として、畏怖の念をもち祈ること踊ることにより、カリフォルニアでも日本でもその文化が生きて発展していくのです。それにしても 自分がいる環境により感謝する今日この頃です。