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キラウエア火山豆知識 あなたはどのくらい知っているかな?

キラウエア火山は、ハワイ諸島をつくりだしてきた火山の中で、現在、もっとも活発な火山であるが、火山活動の中心は、ハワイ島の南島沖にあるロイヒ海底火山に移りつつある。
現在、溶岩を噴出しているのはキラウエア東斜面の噴火口で、25年以上にわたり、溶岩を流し続けている。

キラウエア火山の噴火については、ポリネシアンの伝説の中にも多く書かれている。記録の残る1820年以来、1924年の大噴火でハレマウマウ火口ができるまで長い間、噴火が続いている。3キロX5キロにおよぶカルデラは、1500年の歴史の間に姿を変えている。ボルケーノの表面の90%は、1100年以内、そのうち70%は、600年以内に溶岩が流れて形成されたものである。1983年のプウオオ火山の大噴火で流れ出した溶岩は、100スクエアフィートの大地をおおい、200軒の家を呑み込み、新たな海岸線を形成した。

1983年のプウオオ火口からの大噴火をのぞき、大抵は爆発的な噴火ではなく、溶岩を流出するだけなので世界一安全な火山とも言われる。流出した溶岩は粘度が低いため、はじめ地表を伝い、表面が冷えかたまった後も地下の溶岩チューブなどを伝って流れ続ける。
1983年以来、海に溶岩が流れ落ち、海岸線を押し広げている。最後に噴火が確認されたのは、2010年だが、2011年3月から、また活動が活発化している。

頂上の高さ:1222メートル(4009フィート)

▶キラウエア火山国立公園(ボルケーノ国立公園)の現在の火山活動について知りたい方は下記のサイトでご覧になれます。

http://www.volcano.si.edu/reports/usgs/#kilauea(毎週、更新されます。)

2016年4月現在、キラウエア火山国立公園の中で溶岩が流れているところを見ることはできません。船で溶岩が流れているところを見に行くツアーは催行されていません。ヘリコプターツアーでは、火口の上の方から溶岩を見ることはできます。